NY原油(9日):7営業日ぶり反発、失業保険申請減やドル安に反応

ニューヨーク原油先物相場は7週 間ぶり安値から小幅反発。新規失業保険申請の減少に加え、ドルが主 要通貨に対して下げたことが背景となった。

原油相場の下げは年初来最長の6日でストップした。4日に終了 した週の新規失業保険申請件数が今年1月以来の低水準となったほか、 中国の自動車販売が2006年以来の高水準となったことも材料視され た。ドルが対ユーロで下落したことで、投資家はインフレヘッジとし て商品市場に向かった。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨー ク)の上席エネルギーアナリスト、トム・ベンツ氏は、「原油は6日 間の続落の後、いくらか買いが入っているようだ。米失業保険申請は 前週比52000件減と減少幅がアナリスト予想を上回り、米経済にとり プラスの内容ととらえられた。ドルが下げたことも好材料となった」 と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日 比0.27ドル(0.45%)高の1バレル=60.41ドルで終了した。一 時は同59.25ドルと、5月19日以来の安値を付けた。

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