欧州債:下落、独2年債利回り3.30%-ECBの資産購入観測が後退

欧州債市場では、ドイツ国債相場 が下落。欧州中央銀行(ECB)が、借り入れコストの引き下げと景 気てこ入れを目的とした資産購入に踏み切らないとの見方が広がった。

2年債利回りは4カ月ぶり低水準から上昇した。イングランド銀 行(英中央銀行)がこの日に資産買い取りプログラムの現状維持を決 定したことを受け、投資家の間ではECBが資産購入を実施する公算 が小さくなったとみられている。同日に発表されたドイツの経済指標 で、5月の輸出が予想を下回る伸びだったほか、6月のインフレ率が 2カ月連続でゼロだったことを背景に、ドイツ国債相場は上昇する場 面もあった。

カリヨンの債券戦略責任者、デービッド・キーブル氏(ロンドン 在勤)は、「中央銀行が対策を縮小しつつある兆候が出たのはこれが 初めてだ。市場関係者は、状況がそれほど悪くないことを示すものだ と認識した」と語った。

ロンドン時間午後4時35分現在、10年債利回りは前日比2ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上げ3.30%。同国債(表面利率

3.5%、2019年7月償還)価格は0.20ポイント下げ101.68。2年債利 回りは4bp上昇し1.22%。

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