英中銀:資産買い取り規模を維持-金利0.5%で据え置き

イングランド銀行(英中央銀 行)は9日、金融政策委員会(MPC)で、英国債などの資産を買い 取るプログラムの規模を1250億ポンド(約18兆8800億円)に維 持することを決めた。同中銀はまた、政策金利のレポ金利を過去最低 の0.5%に据え置いた。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、 36人中20人がキング総裁ら9人から成るMPCが資産買い取り規 模を維持すると予想。残りは規模拡大を見込んでいた。ブラウン首相 率いる英政府は中銀に、総額1500億ポンドまでの買い取りを認めて いる。

英国立経済社会研究所(NIESR)は7日、リセッション(景 気後退)が4-6月(第2四半期)に和らいだ公算が大きく、現在の 英経済はゼロ成長付近となっているもようだとの見方を示した。キン グ総裁は、これまでのところ中銀のプログラムからプラスの成果が出 ているとみられるものの、信用逼迫(ひっぱく)は依然として景気回 復への脅威だとの認識を示している。

英中銀に勤務した経歴のある大和証券SMBCヨーロッパのエ コノミスト、コリン・エリス氏は「次の対策への手を止め様子見をす る根拠が十分にできてる」として、「景気が底入れしつつある兆候が あり、ムードは改善している」と述べた。

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