外国人が2週ぶり日本株を買い越し、個人も小幅買い-7月1週需給

東京証券取引所が9日に発表した 7月第1週(6月29日-7月3日)の投資部門別売買動向によると、 東京、大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、外国人投資家は金額ベ ースで差し引き1242億円を買い越した。買い越しは3週ぶり、調整 局面で外国人の買いが相場を支えた。

7月1週の日本株は、日経平均株価が前週末終値に比べ61円 (0.6%)安となり、週間では2週ぶりの下落となった。米国の雇用 統計の悪化などを受け早期の景気回復期待が後退、売りが広がった。 取引時間中に1万円台を上抜ける場面もあったが、終値で回復するこ とはなかった。

大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部の高橋和宏部長 は、外国人の動向について「押し目を拾う動きだろう。ポジションを キャッシュにしておいても仕方がなく、アジア株を買う動きもあり、 日本株が買われている。ただ、本格的に強気になったわけではない」 との見方を示した。

このほか、個人も2週ぶりに買い越した。ただ、買越額は207 億円と小幅。その他法人(235億円)が8週連続、信託銀行(34億 円)は2週連続の買い越しだった。

投信は8週連続、都・地銀15週連続売り

半面、売り主体は生保・損保(251億円)が2週ぶり、投資信託 (59億円)が8週連続の売り越し。また、事業法人(66億円)、そ の他金融機関(53億円)がいずれも2週連続、都銀・地銀等(51億 円)が15週連続売り越した。

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