中国ウルムチでの暴動、19歳の女性の叫びから始まった可能性-新華社

中国の新疆ウイグル自治区の区都 ウルムチで今週起きた暴動は、広東省の工場で働く19歳の漢民族の 女性が「意図せず発した叫び」がきっかけになった可能性があると、 同国国営の新華社通信が8日伝えた。暴動では少なくとも156人が死 亡、1000人余りが負傷した。

この女性のホアン・ツイリエンさんは、新華社とのインタビュー で、工場の別の寮に誤って入ってしまったところ、部屋にウイグル族 の男性がいたため、叫んで逃げたと語っている。また、男性1人が立 ち上がり、あたかも追いかけてくるかのように床を踏み鳴らしたこと については「後になって、わたしをからかっていただけだと気付いた」 と話した。

漢民族の女性をウイグル族の男性が襲ったとして同工場で6月 26日に起きたけんかでは、2人が死亡、100人余りが負傷したと新華 社は伝えた。この事件が新疆ウイグル自治区に飛び火。ウルムチで5 日夕方、広東省への出稼ぎ労働者を守れなかったなどとして中国政府 に抗議するデモがあり、これが大きな暴動に発展した。

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