桂林三金と浙江万馬:10日に深セン上場-中国IPO新規則の試金石に

漢方薬メーカーの桂林三金薬業と電 線メーカーの浙江万馬電纜が10日、深セン証券取引所に上場する。 新規上場は、中国証券当局が新規株式公開(IPO)を凍結した昨年 9月以来初めて。上場初日にIPO銘柄が過度に値上がりするのを阻 止するために当局が導入した新規則の効果が試されることになる。

中国証券監督管理委員会(証監会)は、IPO銘柄の価格設定に 関する新規則を5月に発表し、6月にIPO凍結を解除した。新規則 の目標は発行市場で付くバリュエーション(株価評価)が流通市場参 加者の評価を反映するようにし、初日の値上がり余地を抑えることだ。

2008年のIPO銘柄は上場初日の上昇率が平均152%だったも のの、そのうちの93%は年末時点の株価が上場初日の終値を下回った。 証監会は新規則導入でこれが繰り返されるのを避けたい考えだが、そ れは年初からの株価急上昇で強気になっている個人投資家によって試 されることになる。

桂林三金が6月下旬に発表したIPOの公募価格に基づくと、同 社は昨年の利益である2億7370万元(約37億4000万円)の33倍 に相当する評価となっている。これは08年にIPOを実施した企業 の平均より高いが、投資家の意欲は削がれておらず、桂林三金のIP Oは応募倍率が500倍だった。

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