豪6月雇用者数2万1400人減、輸出鈍化で-失業率5.8%

オーストラリア統計局が9日発表 した6月の雇用統計では、雇用者数の減少が示された。世界的なリセ ッション(景気後退)の影響で鉄鉱石や石炭などの輸出需要が後退し、 鉱山会社で雇用削減の動きが広がった。

統計局によれば、6月の雇用者数は前月比2万1400人減少。ブル ームバーグ・ニュースがエコノミスト21人を対象に実施した調査の予 想中央値では同2万人減と見込まれていた。失業率は5.8%と、約6 年ぶりの高水準に上昇した。5月は5.7%だった。

オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行のエコノミス ト、リキ・ポリジェニス氏(メルボルン在勤)は、統計発表前の段階 で、「景気の先行指標は、少なくとも豪州が前回リセッションに陥っ た1991年と同様に顕著な雇用減少を引き続き示している」と指摘した。

フルタイム雇用者数が2万1900人減少する一方、パートタイムの 雇用は400人増加した。

豪ドルは米ドルに対して、シドニー時間午前11時44分(日本時 間同10時44分)現在、1豪ドル=0.7817米ドル。統計発表前は0.7804 米ドルだった。

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