インドネシア:株、債券、通貨さらに上昇か-ユドヨノ氏の再選確実で

インドネシアでは、8日に行われた 大統領選挙で現職のユドヨノ氏の再選が確実となり、アジアで最も良い パフォーマンスを上げている同国の株式、債券、為替相場は年初からの 上昇を一段と広げる可能性がある。RCMアジア・パシフィックやアバ ディーン・アセット・マネジメント、ジャミナン・ソシアル・テナガ・ ケルジャなどが指摘した。

インドネシアの民間調査機関のサンプル調査によると、ユドヨノ大 統領は61%の票を集め再選が確実となった。任期は5年。同大統領は 汚職の撲滅と年7%成長達成のための歳出拡大を公約している。

RCMのポートフォリオマネジャー、龐浩賢氏はインタビューで今 回の選挙結果について、「地域に特化したファンドも世界的なファンド も、その多くが政治的安定を期待しているため、非常に前向きなものだ ろう」と述べ、「ファンドに安心感を与え、向こう3-5年の成長見通 しが極めて明るいことを示す兆しとなる」と指摘した。

インドネシア株式市場の指標であるジャカルタ総合指数は年初から 54%高。上昇率はブルームバーグが集計対象としている世界の88の株 価指数のなかで4位、アジアでは1位となっている。また通貨ルピアは ドルに対し年初来8%上昇し、自国通貨建て国債のリターンは12%。

ジャミナン・ソシアル・テナガ・ケルジャの投資ディレクター、エ ルビン・マサッシャ氏は「政治情勢の改善が続けば、7-12月(下 期)の国債発行はさらに増えると予想される。国債市場は一段と魅力を 増すだろう」とし、「ルピアも、国債相場の動きに追随するだろう」と 語った。

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