米商業用不動産のデフォルトや差し押さえ、半年で約2倍-RCA調査

米不動産調査会社リアル・キャピ タル・アナリティクス(RCA)によると、米国内の商業用不動産で デフォルト(債務不履行)や差し押さえ、破産の状態にある物件の評 価額は1080億ドル(約10兆200億円)余りとなり、年初からほぼ倍 増した。

リアル・キャピタルの8日付のリポートによれば、6月末時点で 資金繰りに行き詰まっている建物は5315件と、2008年末の2倍余り に上った。

リポートによれば、ショッピングモール運営会社ゼネラル・グロー ス・プロパティーズやホテルチェーンのエクステンディド・ステイ・ ホテルズの破産法適用申請後、ホテルや小売り施設関連の「問題のある」 資産が目立つようになった。与信不足によって、地域や投資家の種類を 問わず不動産関連のデフォルトが発生しているという。

リポートは「資金繰りに行き詰まる物件総数の急増よりも憂慮 すべきなのは、問題のある状況が解消される割合が非常に低いこと だ」と指摘した。8日公表した数字は暫定値だとしている。

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