米シタデルの主力ファンド、6月の運用成績はプラス9.5%-社債高で

ケネス・グリフィン氏が創設した 120億ドル(約1兆1100億円)規模のヘッジファンド会社シタデ ル・インベストメント・グループの主力ファンド2本の6月の運用成 績は、社債相場の上昇を追い風に、プラス9.5%となった。事情に詳 しい関係者1人が明らかにした。

2本の主力ファンドは「ケンジントン」と「ウェリントン」で、 1-6月(上期)の運用成績はプラス31%となった。同関係者は情報 が非公開だとして匿名を条件に語った。両ファンドの2008年の運用 成績はマイナス55%で、シタデルが運用報酬を再び顧客に請求するた めにはさらに70%のリターンを上げる必要がある。

メリルリンチ米コーポレート・マスター指数によれば、4-6月 の社債のトータルリターンは11%で、四半期ベースではほぼ27年ぶ りの高成績だった。メリルの同指数によると、6月のリターンは3%。 1982年7-9月(第3四半期)には17%のリターンを上げていた。

シタデルは昨年、両ファンドの償還を停止。今年2月には解約を 求める投資家に支払いを実施するかについて四半期ごとに判断する方 針を表明したが、今のところ支払った実績はない。

シタデルの広報担当者、デボン・スパージョン氏は、両ファンド の運用成績についてコメントを控えた。

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