ドル、対円で14年ぶり安値の87円に下落も-シティのチャート分析

米シティグループのテクニカルア ナリストによると、ドルの対円相場は「ヘッド・アンド・ショルダー」 のチャートのパターンで「ネックライン」に当たる1ドル=94円8銭 を終値で下回った場合、14年ぶり安値の87円よりもさらに下落する 可能性がある。

シティのトム・フィッツパトリック氏(ニューヨーク在勤)とシ ャム・デバニ氏(ロンドン在勤)が8日付リポートで指摘した。

ヘッド・アンド・ショルダーは3つの山から成るチャートのパタ ーンで、真ん中の山が一番高い。ネックラインは真ん中の山の起点と 終点を結んだ線で、その線を下回ると、上昇トレンドが反転する可能 性を示唆する。

アナリストらは「ドルは今のところネックラインを保っている」 としながらも、94円8銭を終値で下回れば、それよりさらにドル安の ターゲットである87円割れに向かう可能性を示すとみている。ドルは 1月21日に一時、87円13銭を付けている。87円を最後に割り込んだ のは1995年7月。

ドルは8日のニューヨーク外国為替市場で一時、ネックラインを 下抜け、前日比3.3%安の1ドル=91円81銭まで下げた。前日は94 円89銭だった。

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