NY銅先物:4営業日続落-世界経済の回復の遅れに懸念広がる

8日のニューヨーク銅先物相場は 4営業日続落。世界経済の回復が遅れる可能性が示され、約2カ月で 最長の下げとなった。

国際通貨基金(IMF)はこの日、今年の世界経済見通しを

1.4%のマイナス成長と4月時点での予想から下方修正し、持続的な 回復は1年先になる可能性があると指摘した。また主要8カ国(G 8)首脳は、回復が確実になるまで景気刺激策の巻き戻しを見送る方 針を示した。さらに、ユーロ圏の第1四半期(1-3月)の実質GD P(域内総生産)成長率は過去最大のマイナスを記録した。

金属産業コンサルティング会社、J-Eグロスのジョン・グロス 社長は「景気回復に対する懸念が高まっている」として、「銅相場は 勢いを失っている。価格は下落方向に修正されるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場9月限終値は、前日比6.65セント(3%)安の1ポンド=

2.159ドル。中心限月としては、5月中旬以降で最長の下げとなった。 過去4営業日の下落率は7.4%に上る。

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