大和証G:新株発行総額1983億円、株価低迷で想定下回る

大和証券グループ本社が計画して いた新株発行と自社株買いによる資金調達額は手取り概算ベースで約 1983億円となる見込みだ。株価が6月26日の計画発表時点と比べ20 %近く下落したのを背景に、当初想定していた水準を400億円程度下 回った。

大和証グループの8日の発表によると、国内外で新規発行する普 通株の売り出し価格は1株当たり516円。公募増資は1989年11月以 来の約20年ぶり。新株の内外発行数は3億4463万5000株と6月の発 表時と変わらないが、海外からの引き合いが多いことから、海外分を 当初の8050万株から増やす半面、国内分は減らした。

新株の発行価格は、同日の終値532円に比べて3%低い水準。前 回の計画発表時の株価終値は668円だった。今回の新株発行と自社株 売却により約28.7%の希薄化が生じる見通し。払い込み日は7月15日。 調達資金はリテール(個人向け)業務の強化や海外ビジネスの拡大に 活用する。

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