米SEC:法執行部門改革、管理職削減など対応迅速化狙う-関係者

米証券取引委員会(SEC) は、官僚的手続きを減らし、金融市場への脅威に対して迅速に対応 するため、法執行部門の管理職削減を進めている。計画に詳しい複 数の関係者が明らかにした。

関係者によれば、同部門では少なくとも30年ぶりの大規模 改革となるもので、現場調査官を増やす一方で、管理職の階層を簡 素化する。また、専門家チームは市場において成長分野、複雑な領 域、区分けが不透明な分野などに的を絞る。法執行部門ディレクタ ーのロバート・クザミ氏は上級マネジャーに計画を提示済みで、一 般職員への説明は週内という。関係者は計画が未公表であることを 理由に匿名の条件で語った。

SECのジョン・ネスター報道官はコメントを控えた。

3月にSEC入りした元連邦検事のクザミ氏は、バーナー ド・マドフ被告による650億ドル規模の巨額「ねずみ講」事件を SECが見逃したことを議会で追及された後、法執行部門の全面的 再編を進めている。政府の会計検査院は5月の報告で、SECの捜 査が煩雑な評価システムの影響で遅れた点に言及するとともに、弁 護士資格を持つ調査官が2008年度時点で04年度比11%以上減 少して501人まで落ち込んだと指摘していた。

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