天然ガスETF最大手:新規発行株が枯渇-規模拡大は一時停止

天然ガスETF(上場投資信託) として最大の「米国天然ガスファンド」は7日、株式の追加発行に関 する政府の承認を待っている間に、新規発行できる株式がなくなった ことを明らかにした。

同ファンドは6月5日、米証券取引委員会(SEC)に対し、新 株10億株の発行登録を申請した。承認が下りるまでは、ファンドの 規模の拡大が一時的に止まることになる。同ファンドの発行済み株式数 は2億8140万株に増え、年初時点の8倍余りに上っている。

エネルギー先物相場への資金流入を受け、規制当局者の間では投 資家が燃料価格に影響を及ぼしているとの懸念が起きている。米商品 先物取引委員会(CFTC)は7日、インデックスファンドとETF などエネルギー先物トレーダーの持ち高を制限し、原油や天然ガス相場 の投機的取引を取り締まる可能性を示した。

調査会社モーニングスター(シカゴ)のETFストラテジスト、 ポール・ジャスティス氏は「この日、CFTCが持ち高制限について再 検討していると表明しただけに、同ファンドが新株発行の承認を得られ る保証はない」と指摘。「問題が解決されるまでは、たった1カ月前に 比べリスクは高まったと思われる」と述べた。

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