中国は年内金利据え置きか、「脆弱な」景気回復支援で-調査

ブルームバーグ・ニュースのエコ ノミスト調査によると、中国は景気回復を確固たるものにするため、 年内は政策金利を据え置く見込みだ。

ブルームバーグがエコノミスト15人を対象に実施した調査の予 想中央値では、政策金利である1年物貸出基準金利は5.31%、預金 金利は2.25%で据え置かれる見通しだ。預金準備率も変わらずと見 込まれている。

中国は、世界的なリセッション(景気後退)の影響で貿易が打撃 を受けていたが、4兆元(約55兆4000億円)規模の景気対策の下 で与信が急拡大し、成長を回復させている。国務院は先月、輸出や企 業収益の落ち込みに加え、製造業の過剰生産能力と失業率上昇は、同 国経済が依然「重大な」局面にあり、回復の足取りがまだ定まっていな いことを示しているとの見解を示していた。

JPモルガン・チェースのエコノミスト、王黔氏(香港在勤)は 「いつ引き締め策に転じるかは難しい決定だ」と指摘。「中国の回復 は脆弱(ぜいじゃく)で、中小企業は赤字に陥っており、失業率は上 昇している。このため政府は極めて慎重に動くだろう」と予想した。

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