米財務長官:公的資金返済は金融機関の回復を示唆-議員あて書簡

ガイトナー米財務長官は6月30 日付のジャド・グレッグ上院議員(共和党、ニューハンプシャー州) あての書簡で、公的資金を注入された32行が701億ドル返済している ことについて、金融機関が回復に向かっていることを示唆していると の見方を示した。同書簡は7日に公開された。

銀行は問題資産購入計画(TARP)に資金を返済。ガイトナー 長官によると、銀行は政府に52億ドル相当の配当を支払った。また、 必要に応じて約1270億ドルの救済資金を将来、利用できるという。

同長官は「返済や配当支払いは金融機関の改善に向けた明るい兆 しだが、米経済の再建にはまだ必要な仕事が残っている」と指摘。必 要に応じた救済資金の使用に向け、「完全な柔軟性を財務省が確保す ることが肝要だ」との認識を示した。

グレッグ議員は上院予算委員会のメンバー。書簡公表と同時に発 表した声明で、返済された公的資金はほかの政府支出に使用されるべ きではないと主張している。

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