欧州債:独10年債下落、利回り3.31%-独製造業受注の大幅増で

欧州債市場では、ドイツ10年債相 場が下落。5月のドイツ製造業受注がほぼ2年ぶりの大幅な伸びとな ったことを受け、リセッション(景気後退)が和らぎつつあるとの兆 候が強まった。

独10年債利回りは5月15日以来の低水準から上昇した。この日 はオランダが発行額62億ユーロの5年債を入札したほか、オーストリ アが2014年償還債と26年償還債(合計22億ユーロ)を入札した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は、ドイツの経済指標について「鉱工業セクター の縮小局面が終わった可能性を示唆している。この日に大量の供給を こなした国債市場にとって、こうした数値は弱材料だった」と語った。

ロンドン時間午後4時10分現在、10年債利回りは前日比2ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上げ3.31%となった。同国債 (表面利率3.5%、2019年7月償還)価格は0.13ポイント下げ101.54。 2年債利回りは1.21%と、前日からほぼ変わらず。

ドイツ経済技術省が7日発表した5月の独製造業新規受注指数は 前月比4.4%上昇と、2007年6月以来で最大の伸びとなった。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の中央値では、前月 比0.5%上昇と見込まれていた。

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