アジア株:下落、景気先行き不透明感で資源株に売り-電力株は上昇

7日のアジア株式相場は下落。世 界の景気回復が遅れるとの懸念が広がるなか、石油と金属の値下がり を受け、鉱山株やエネルギー株が売られた。電力株とハイテク株は高 くなった。

世界3位の鉱山会社、英・オーストラリア系リオ・ティントは

2.4%安。住友金属鉱山は、三菱UFJ証券による投資判断引き下げが 嫌気され、売られた。一方、エネルギー価格が低下するとの期待から、 東京電力は上昇。半導体メモリー生産で世界最大手、韓国のサムスン 電子は、BNPパリバが買い推奨を出したことを受け、2.5%高。

RBCインベストメント(アジア)の武田洋二ファンドマネージ ャー(香港在住)は、投資家が引き続き慎重だと指摘。投資家は新た な資金を株式市場に投じる前に企業利益や経済データの改善を示すさ らなる裏付けを探していると述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時半現在、前日比

0.4%安の101.72。構成銘柄の上昇と下落の割合は約4対5。同指数 は6月12日に8カ月ぶり高値を付けたものの、期待外れの経済指標を 受け、その後に3.3%下落。ただ、約5年ぶり安値を付けた3月9日 からは44%高となっている。

日経平均株価は前日比33円08銭(0.3%)安の9647円79銭で終 了した。

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