中国株(終了):5営業日ぶり下落-不動産株が下落、鉄鋼株は高い

中国株式市場では、上海総合 指数が5営業日ぶりに下落した。住宅価格を抑制するため当局が住 宅ローン融資の規制に動くとの懸念から不動産株が値を下げた。一 方、鉄鋼株が国内のスポット価格上昇を背景に値上がりした。

時価総額で中国不動産2位の保利房地産集団(600048 CH) や金地集団(600383 CH)が3%を超える値下がりとなった。中 国製鉄最大手の宝山鋼鉄(600019 CH)は1.4%高。6日のスポ ット市場で鉄鋼価格が3カ月ぶり大幅高となったことが好感された。

クレディ・スイスのアナリスト、レイモンド・チェン氏(香港 在勤)は電話取材で、不動産価格は一部の都市で「バブル」水準に 接近しており、「中国政府は予防的措置発動を望むかもしれない」 と指摘し、「銀行システムの安全性を保護するため投機家向けの過 剰融資を規制する公算がある」との見方を示した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連 動している上海総合指数は前日比35.22ポイント(1.1%)安の

3089.45で終了した。

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