中国の銅輸入:7-12月に月間64%減少か、在庫過剰で-UBS

スイスの銀行大手UBSは、今年に 入って過去最高水準に増加した中国の銅輸入が、7-12月(下期)に 月間で64%減少するとの見通しを示した。

ピーター・ヒクソン氏率いるUBSのアナリストらは6日付の電 子メールのリポートで、中国の精錬銅輸入が7-12月は月間約10万 トンと、1-5月の平均である同28万トンから減少する可能性がある との見方を示した。中国は世界最大の銅消費国。

リポートによると、中国国家物資備蓄局(SRB)が市場に最大 10万トンの銅を供給し取引会社は銅輸出に備えており、「中国の銅在 庫が過剰になっている明らかな兆候がある」。

UBSによると、中国の銅輸入が最高水準に達し相場が上昇。ロ ンドン市場と上海市場の価格差が縮小し中国への銅輸入の収益性が低 下したため、輸入は減少すると予想される。オーストラリアのマッコ ーリー・グループも同様の見通しを示している。

UBSは、中国が1-3月(第1四半期)に工業用需要を50万- 70万トン上回る量の在庫を積み上げた可能性があり、そのうち30万 トンが「SRBに備蓄されたのは明らかだ」としている。

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