野村HD:中国で株式引き受け業務確立目指す-提携先模索

野村ホールディングスは中国での株 式引き受け業務の確立を目指し、株式相場が世界で2番目に好調な同 国で提携先を探している。

アジア太平洋株式部門責任者、シギ・ソーケルソン氏(香港在勤) は6日のインタビューで、野村の中国市場への取り組みは、今後2年 間で日本以外での収入を全体の30%から50%に引き上げる目標の一 環だと述べた。

ソーケルソン氏は「中国本土での免許なしにアジア証券業界のリ ーディング企業ではあり得ない」と指摘。「当社は中国で株式の引受金 融機関になりたいと考えており、そのために合弁相手を探している。 非常に重要な課題だ」と述べた。

中国当局が新規株式公開(IPO)の再開を認めたことから、関 連利益が見込まれるため、野村は提携する中国企業を模索している。 クレディ・スイス・グループやドイツ銀行は既に、上海や深センで引 き受け業務を提供できる証券合弁事業の承認を得ている。

中国の上海総合指数が年初から72%上昇し、世界の主要株価指数 でリターンが2位となったことから、中国株への投資熱が復活してき た。国泰君安証券によれば、中国企業は国内市場での株式公開で今年 7-12月(下期)に最大1700億元(約2兆3700億円)を調達する もようだ。

SMBCフレンド証券の中西文行ストラテジストは「中国が日本 を抜き去って、米国に肩を並べるようになるのは疑いのないことだ。 従って、野村がビジネスの礎を築こうということは理解できる」と述 べた。

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