UOBアセット:ウォン、シンガポール・ドル、リンギット建て債推奨

シンガポールのUOBアセット・ マネジメントは、世界的な景気回復に伴い、韓国ウォン、シンガポー ル・ドル、マレーシア・リンギット建て債券の購入を推奨している。

UOBアセットの債券担当アシスタントディレクター、チア・ツ ェ・チャーン氏は6日シンガポールでのインタビューで、「アジア通 貨は上昇する可能性が高い」とした上で、「国内総生産(GDP)の 減少ペースは今後一段と緩やかになるはずだ。それがアジア通貨をあ る程度支援するだろう」と説明した。

同氏は「韓国の経常収支が劇的に好転している」ことを理由に挙 げ、ウォンが上昇すると予想。「貿易加重ベースでウォンは現在、過 去10年の平均を大きく下回って取引されている」と指摘した。ブルー ムバーグのデータによれば、7日の取引でウォンはソウル時間午前9 時17分(日本時間同じ)現在、1ドル=1267.72ウォンと、10年平均 の1112.76ウォンを下回っている。

シンガポール・ドルについてチア氏は、「単にシンガポール経済 がかなり急速に好転しつつあるという理由で、シンガポール・ドルに は値上がり余地がある」と述べ、「今年10-12月(第4四半期)ない し来年1-3月(第1四半期)に向けてインフレ期待が高まり始める だろう」との見方を示した。

また、リンギットについては、「シンガポール・ドルの上昇は、 リンギットも若干押し上げるはずだ。シンガポールとマレーシアは隣 国同士で、お互いに貿易の相当部分を占める。シンガポール・ドルと リンギットは姉妹通貨のような関係にある」と解説した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE