三菱重:米電力ルミナントと交渉開始、世界最大原発の受注(Update1

三菱重工業は米電力ルミナントから 原子力発電所2基の受注に向け交渉に入った。発電出力は1基あたり 170万キロワットと世界最大級で、同社の売り上げ拡大につなげたい 考えだ。

三菱重が7日発表した資料によると、供給交渉に入る原発設備は 米テキサス州ダラス近郊にある電力ルミナントのコマンチェピーク原 子力発電所で採用する最新型加圧水型軽水炉2基。両社は供給契約に 向けた交渉を始めるための覚書に同日調印した。

三菱重が機器納入を目指しているのは、US-APWR型と呼ば れる原子炉。世界最大級の発電出力で、1基当たりテキサス州の平均 家庭87万5000世帯に電力を供給することが可能だという。

温室効果ガス排出削減に有効な手段として世界的に注目が集まっ ている原子力発電事業の強化で、三菱重は10年後の売上高を6000億 円と現在の倍以上にまで拡大することを目指している。

同社の広報を担当するダイヤピーアールの生野英夫海外広報担当 マネジャーによると、米国原子力規制委員会は2011年12月ごろまで にUS-APWR型の設計認証の審査を完了する見込み。同社は2012 年6月末までに最終的な供給契約の締結を目指すという。生野氏は「今 後は、米国向けの仕様であるUS-APWRの受注を強化していきた い」と話した。

覚書には2社のほか、両社の合弁会社で資金調達や発電所の運営 を担当するコマンチェピーク・ニュークリアパワーカンパニーや三菱 重工の現地法人も調印。三菱商事がプロジェクト融資などで、建設計 画を支援する。

ルミナントは、米エナジー・フューチャー・ホールディングス傘 下の大手電力会社で、原子力で230万キロワット、石炭火力で580万 キロワットなどの発電能力を持っている。

--取材協力 松井博司 Editor:Takeshi Awaji, Hidekiyo Sakihama

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