武田薬:印トレントによる米でのアクトス後発薬販売差し止め求め提訴

武田薬品工業は2日、糖尿病治療薬 「アクトス」について、インドの製薬会社トレント・ファーマシュー ティカルズによる米国でのジェネリック(後発医薬品)販売を2016 年まで差し止めるよう求めてニューヨークの連邦地裁に提訴した。

トレントはアクトスのジェネリック販売認可を米食品医薬品局 (FDA)に申請している。一方、武田は、同ジェネリックが同社の 6つの特許を侵害していると主張し、特許切れとなる16年までの販 売差し止めを裁判所に求めている。

アクトスは世界で最も売れている糖尿病薬で、武田の昨年度(09 年3月期末)の売上高全体の約25%を占めた。武田は11年1月から 特許が切れ始めるアクトスに代わって別の糖尿病治療薬SYR-322 (一般名:アログリプチン)を収入源とする意向だが、同薬について FDAから追加試験が必要との審査結果を6月に通知され、販売許可 が遠のいている。

トレントはFDAへの申請で、アクトスのジェネリック販売は、 有効で法的効力のあるいかなる特許も侵害しないと主張している。

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