ヘッジファンドのオスプレイ:商品ファンド2本設定-95億円運用

商品投資家のドワイト・アン ダーソン氏は今月、ヘッジファンド2本を新規設定した。設定総額 は約1億ドル(約95億円)とされている。同氏が運営するオスプ レイ・マネジメント(ニューヨーク)の事情に詳しい関係者2人が 明らかにした。同氏は昨年、運用していたオスプレイ・ファンドの 成績がマイナス39%となったため同ファンドを清算した。

関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、新ファ ンドのうちの1本であるオスプレイ・エクイティ・ファンドは、化 学や鉱業、紙などの商品関連事業者・企業の株式を購入する予定。 もう1本のオスプレイ・コモディティ・ファンドは商品や商品関連 のデリバティブ(金融派生商品)に投資する。

アンダーソン氏は5月にファンドの設定について発表した際、 投資家向け書簡で、投資機会という点において「わたしの素材業界 における15年余りの投資経験から見ても説得力のあるものだ」と の見方を示した。原油相場は今年に入って44%、ニッケルは39%、 亜鉛は29%、それぞれ上昇している。

オスプレイ・マネジメントはこれらファンドの資金調達を開 始した。アンダーソン氏と従業員も投資する。オスプレイ・マネジ メントの広報担当者、ジョナサン・ガスサルター氏はコメントを控 えた。

オスプレイ・ファンドはピーク時には運用資産35億ドルを 誇る世界最大の商品ヘッジファンドで、2000-07年の年間リター ン(投資収益率)は平均15%だった。昨年、運用成績がマイナス 30%超となり、投資家による資金引き揚げが可能となる条項が発 動。9月にこのファンドの閉鎖を決定した。

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