自動車シート製造の米リア、連邦破産法の適用を申請-債権者と合意

自動車シート製造で世界2位の米リ アは7日、連邦破産法11条の適用を申請した。既に債権者の大半と再 建計画について合意している。

ニューヨーク南部の米連邦破産裁判所への提出書類によれば、5 月30日時点で負債は45億ドル(約4280億円)、資産は13億ドル。

世界的な自動車生産縮小で販売が落ち込み、同社は破産申請に追 い込まれた。業界団体によれば、自動車部品メーカーの破産申請は今 年に入り20社を超える。

リアは過去3四半期で累積10億5000万ドルの純損失を計上し、 有担保債権者の委員会との間で連邦破産法11条の下での再生案で基 本合意した。同社が1日に明らかにしていた。米JPモルガン・チェ ースとシティグループをはじめとする銀行団が5億ドルのDIPファ イナンス(つなぎ融資)を提供する。融資は再生計画の承認後、手続 き完了までの融資に転換される見込み。

リアの6日の規制当局向け届け出によると、同社は6月30日が 期限の優先信用枠契約に基づく715万ドルの返済を履行しなかった。 また、6月1日が期日の3840万ドル相当の優先債の利払いも実施し ていない。これらについてデフォルト(債務不履行)状態にあり、優 先信用枠の幾つかの条項にも抵触しているという。

合意済みの再編案では社債保有者は再生後の同社の普通株46% を得るとともに、さらに15%を購入する権利(ワラント)も付与され る。

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