シカゴ穀物先物相場:軒並み下落-米景気の回復鈍化の兆しを嫌気

シカゴ商品取引所(CBOT)では 6日、トウモロコシや大豆、小麦が軒並み下落した。米景気の回復が 予想より鈍化する可能性があるとの見方から、商品からドルへの投資 資金の移行が加速した。

米国の6月の失業率が約25年ぶりの高水準に達し、消費意欲が低 下していると、アナリストらはみている。世界景気の回復が遅れ需要 が減退する可能性があるとの見方から、この日はエネルギーや金属相 場も下げた。主要6通貨に対するドル指数は1日以降、最大1.6%上 昇している。

リスク・マネジメント・コモディティーズ(インディアナ州)の マイク・ズゾロ社長は「景気回復の勢いが低下しているとの懸念を背 景にドルへの投資資金の移行が進み、商品全般に売りが出ている」と 指摘。「消費面の改善が実現していない状況で相場上昇をどうやって下 支えすればいいのか」と述べた。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前週末比13.25 セント(3.7%)安の1ブッシェル当たり3.4425ドル。大豆先物相場 11月限は43セント(4.3%)安の同9.63ドル。小麦先物相場9月限 は9.75セント(1.8%)安の同5.1925ドルだった。

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