商品相場:エネルギーや穀物主導で下落-景気回復遅れ需要減観測

商品相場では6日、エネルギーと穀 物が下げをけん引した。世界の景気回復が遅れ、需要が減退するとの観 測が高まった。

原油相場は5週間ぶりの安値を付け、トウモロコシは4カ月ぶりの 安値まで下落。大豆相場は4%余り下げた。全米自動車協会(AAA) によると、4日の独立記念日の祝日前後の米国のガソリン需要は2.6% 減少した。米政府が先月、米国の作付面積が3月時点の予想を上回った と発表したことを受け、穀物相場は下落している。

第2次世界大戦以降で初の世界的なリセッション(景気後退)を受 けて各国政府が景気対策を打ち出したため、1-6月(上期)の商品相 場はガソリンや工業用金属主導で上昇した。失業率が約25年ぶりの高 水準となり個人消費が落ち込むなか、自動車大手の米フォード・モータ ーや欧州の鉄鋼大手アルセロール・ミタルなどの企業の業績は7-9月 (第3四半期)に悪化する可能性がある。

ジェームズ・アドバンテージ・ファンズ(オハイオ州)で、米エク ソンモービルや米シェブロン、米コノコフィリップスなどの株式を含め て約20億ドル相当を運用するバリー・ジェームズ氏は「生産がかなり 過剰である一方、需要はあまりない」と指摘。「景気はそれほど回復し ていない」との見方を示した。

24銘柄で構成するスタンダード・アンド・プアーズのゴールドマ ン・サックス商品指数(S&P GSCI商品指数)は一時4%低下し

418.5と、5月26日以来の低水準となった。

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