欧州株:3日続落、景気回復遅れるとの懸念-BHPなど資源株安い

欧州株式相場は下落、ダウ欧州600 指数は3営業日連続安となった。景気回復が遅れるとの懸念から資源 株が売られた。

金属相場の下落を背景に、オーストラリアの鉱山会社、BHPビ リトンが大幅安となった。ドイツの鉄鋼メーカー、ティッセンクルッ プは2.8%下げた。事情に詳しい関係者によれば、ティッセンクルップ は同社産業サービス部門に対する買収案が取り下げられたことを受け、 同部門の売却を断念した。

ダウ欧州600指数は前週末比1.2%安の201.7で引けた。業績見 通

しから判断すると過去3カ月の上昇は行き過ぎだったとの見方から売 りが優勢となり、同指数は6月11日以降6.1%下げている。ブルーム バーグがまとめた週間データによれば、同指数構成銘柄の株価収益率 (PER)は25.4倍と、2004年以来の高水準近辺にあった。

この日のドイツのDAX指数は一時、最大2.1%下げ、6月2日に 付けた年初来最高値からの下落率は10%以上となり、一般的に定義さ れる「調整局面」に入った。

一方、ダウ・ユーロ50種株価指数は前週末比1.4%安、ダウ・欧 州50種株価指数は1.1%下げた。

BHP下落

BHPは4.3%安。ロンドン市場の銅相場が3日続落したことが嫌 気された。英豪系鉱山会社リオ・ティントは7%下げた。

ドイツのスポーツ車メーカー、ポルシェは3.1%安。UBSは同銘 柄の投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。UBSはポルシ ェの債務拡大を指摘し、保有する同業のフォルクスワーゲン(VW) の株式売却を余儀なくされる可能性が高まりつつあることを投資判断 引き下げの理由に挙げた。

ソシエテ・ジェネラル

仏銀ソシエテ・ジェネラルは1.7%安。同行は今年4-6月(第2 四半期)純損益が「若干の黒字」となったと発表した一方、クレジッ ト・デフォルト・スワップ(CDS)取引などに伴う評価損13億ユー ロが業績に打撃を与えるとの見通しを示した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前週末比41.37ポイント(1%)安の

4194.91。 FTオールシェア指数は20.46ポイント(1%)安の2144.34。

ドイツのDAX指数は56.39ポイント(1.2%)下げて4651.82。 HDAX指数は29.08ポイント(1.2%)低下の2331.24。

フランスのCAC40指数は37.35ポイント(1.2%)低下の

3082.16で終了した。

原題:European Stocks Fall, Led by Raw-Material

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