マルカキカ株が急反落、自動車の設備投資低迷-業績と配当予想減額

機械専門商社のマルカキカイ株が 5営業日ぶりに急反落。自動車メーカーによる設備投資低迷で工作機 械などの販売が振るわず、今期(2009年11月期)の業績予想を下 方修正した。配当も減らす方針を示し、業況の厳しさを嫌気した売り で一時11%安の689円と、約1カ月ぶりの安値を付けた。

マルカキカが3日発表した業績予想修正によると、09年11月 期の連結純利益は前期比88%減の1億7000万円になる見通し。従 来予想は8億1000万円。自動車メーカーをはじめ製造業全般で設備 投資の抑制が拡大し、工作機械やプレス機などの販売が落ち込んでい る。役員報酬の2割減額、従業員の定期昇給凍結など幅広い経費削減 策を実施するが、需要落ち込みによる販売減を補えない。前期比で据 え置きを予定していた年間配当も、5円減の15円にする方針だ。

同社財務部の飯田邦彦氏は、「売り上げの約5割を占める自動車 向け機械には底入れ感が出つつあるものの、底ばいで回復の時期が見 えない状況」と話している。来期にかけては、相対的に落ち込みが小 さい家電関連や農業機械向けなどの製品に注力するほか、消耗品や部 品なども手掛けることで収益回復を目指す。

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