リソー教育株が一時ストップ高、塾好調と増配-1年9カ月ぶり高値

リソー教育の株価が5連騰。一時前 週末比500円(12%)高の4700円と制限値幅いっぱいのストップ高ま で買われ、2007年10月11日以来の高値水準を回復した。3日公表の 第1四半期決算で、主力の個別指導塾「TOMAS(トーマス)」事業 が好調に推移していることを確認、年間配当を前回予想比25円増の 110円に引き上げたことなどが好感されている。

3-5月期の連結決算は、経常損益が4億3600万円の赤字と、前 年同期実績の8800万円の黒字から大きく悪化した。しかし、売り上げ の計上方法を授業実施基準に改めた影響を排除すると、実質経常利益は 1億8300万円だったといい、前年同期の2.1倍の利益をねん出した。

コスモ証券投資調査部の川崎朝映アナリストは、「足元の業績が計 画を上振れて推移していることが確認できたほか、増配もあり、個人投 資家などの買いが集中した。好材料銘柄には追随しようという足元の地 合いにも後押しされた」とみている。

会社側の今期(10年2月期)の連結業績予想は、売上高が前期比

6.1%増の173億円、営業利益が同20%増の21億円。学習指導要領の 一部前倒しに伴い、児童・生徒の学習内容と学習時間が以前より増えて いる。川崎氏は、「学習塾のニーズは高まっているとみられ、下半期に かけて生徒数の動向を注視していく必要がある」と話した。

リソー教育株は08年10月7日に付けた1280円を大底として上昇 基調に回帰、08年11月から09年3月にかけて、株式相場の下げに連 動して4200円近辺から2500円近辺まで調整したが、その後は上昇を続 けている。09年の年明け以降の上昇率は23.6%で、TOPIXスモー ルインデックスを構成する1200銘柄の平均9.8%を大きくアウトパフ ォームしている。

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