パソナG株がストップ高、販管費圧縮で前期利益上振れ(Update1)

人材派遣最大手のパソナグルー プの株価が一時、制限値幅いっぱいのストップ高。社員の残業抑制な どで販売管理費を圧縮、前期(2009年5月期)の連結純利益は会社 側の前回予想を63%上回る3億1000万円になったもようだ。役員 退職慰労金制度を廃止、同引当金の戻入益もあったため、アナリスト らの予想値を大きく上回ったことが好感された。

この日は買い気配で取引を開始、午前9時36分ごろ前週末比

6.4%高の6万6500円で売買が成立した。その後ストップ高の 5000円(8%)高の6万7500円を付け、午前9時45分以降は同水 準で買い気配となっている。

修正後の前期連結業績予想は、売上高が前期比0.1%増の2187 億円、営業利益が同10%増の28億5000万円。営業利益率は1.3% で、会社側の前回想定より0.1ポイント良い。有効求人倍率の低下 で人材採用をしやすくなっているとみられ、募集費などを抑制できた という。

岡三証券企業投資調査部の森清シニアアナリストは、「事務派遣 はことし1年回復しないとみており、パソナグループの株価は基本的 にボックス圏で推移すると予想する。きょうの上げは一過性の動き」 との認識を示した。投資判断は「中立」で継続している。

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