ニッセンH株が7年ぶり安値、カタログ不振で業績減額

通信販売大手のニッセンホールデ ィングス株が一時前週末比13%安の330円と大幅続落し、2002年 2月7日(311円)以来、約7年5カ月ぶりの安値を付けた。カタロ グ経由の通販が振るわず、商品単価を引き下げたことも響き、今期 (2009年12月期)業績計画を3日に下方修正した。配当金の減額 も決定し、収益と株主配分の悪化を嫌気した売りが膨らんだ。

09年12月期の連結営業利益は従来予想を79%下回り、前期比 77%減の7億円となる見通し。前期と同じ23円を予定していた年間 配当は18円減の5円とする。

ニッセンHD執行役員の脇田珠樹・経営企画室長によると、イン ターネット通販に比べ販売効率の劣る通販カタログの発行冊数を大幅 に絞り込んだことで、カタログ経由の販売が落ち込む。また在庫圧縮 の目的で値下げ販売を拡大し、原価率が前期比で1ポイント程度悪化 することも利益を押し下げる。

前期はカタログ通販の売上高が過半を占めていたが、「需要動向 に応じ柔軟な販売戦略を取れるネット通販にシフトし、2-3年後に はネット通販比率を60-70%に引き上げる」と脇田氏は話していた。

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