英アングロの元副会長:エクストラータ管理下の方が業績改善へ

英資源大手アングロ・アメリカンの グラハム・ブーストレッド元副会長は、同社はスイスのエクストラー タの経営管理下に入った方が、業績が「圧倒的に改善される」との見 方を示した。アングロはエクストラータによる225億ポンド(約3兆 5000億円)規模の合併提案を拒否した。

ブーストレッド氏は、エクストラータが保有する魅力に欠ける資 産と、アングロが保有する魅力的な資産が、エクストラータのミック・ デービス最高経営責任者(CEO)の経営管理とリーダーシップの下 に置かれることにより、アングロの業績は現行の管理下にある場合と 比較して「圧倒的に改善される」との見通しを示した。同氏は12年前 にアングロを退職した。

ブーストレッド氏は3日、ヨハネスブルクでのインタビューで「よ り良質な資産を提供する代わりに配当を復活させることができるだろ う」と述べた。金属相場の下落に加え、55億ドル(約5300億円)規 模の鉄鉱石資産買収後に負債が膨らんだため、アングロは2月に、第 2次世界大戦以降で初の無配に転じた。

アングロの広報担当者、ジェームズ・ワイアットティルビー氏は 3日の電子メールで「われわれはもちろん全株主の意見に耳を傾ける が、このコメントはわが社の主要株主の意見とは相反するようだ」と している。

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