ECB総裁:現行の政策金利は「適切な水準」-ユーロニュースに語る

欧州中央銀行(ECB)のトリシ ェ総裁は、現行金利はユーロ圏経済にとって「適切な水準」にあるとの 認識を示した。

ECBは2日、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り戻 し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を1%に据え置くこと を決めている。

テレビ局ユーロニュースとのインタビューによると、トリシェ総 裁は「ECBは常に新たな多くのデータを分析しなければならず、利下 げが現行水準で打ち止めかどうか、まだ決定はしていない」と語った。 「状況は変化しているが、現行金利は適切な水準に設定されている」と 述べた。

トリシェ総裁は、ECBは「極めて大胆な政策」に打って出てい ると指摘した上で、重ねて金融機関に対しECBから借り入れた資金を 融資に回すよう強く要請した。

また物価については、ユーロ圏のデフレ懸念は限られているとの 見方を示し、中期的には1.9%程度のインフレ率が見込まれると語った。 失業率は、10年ぶり高水準となった5月の9.5%から、今後も上昇が 続くと予想した。

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