欧州債(3日):ドイツ債、4週連続で上昇-景気回復遅れへの懸念で

今週の欧州債市場では、ドイツ 10年債相場が上昇。年初来で最長となる4週連続の上げとなった。 景気回復が遅れつつあるとの兆候が強まるなか、安全投資としての国 債需要が高まった。

3日発表された5月のユーロ圏小売売上高指数が市場予想を上回 る落ち込みとなったことを受け、2年債利回りは3カ月ぶり低水準で 推移した。前日の国債相場は世界的に上昇。5月のユーロ圏失業率が 10年ぶり高水準に上昇したほか、米国でも失業が悪化したことがき っかけだった。

野村インターナショナルの欧州金利戦略責任者、チャールズ・ ディーベル氏(ロンドン在勤)は「回復シナリオの見直しが市場心理 に忍び寄りつつある。当社は相場には上昇余地があるとみており、強 気な姿勢を維持している」と語った。

ロンドン時間午後5時半現在、10年債利回りは3.33%と、前日 からほぼ変わらず。前週末比では6ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)下げた。同国債(表面利率3.5%、2019年7月償還)価 格は101.38。2年債利回りは1.23%と、前週末6月26日から9 bp低下した。

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