8連騰で日駐車場開株が1年半ぶり高値、新規受託増や高配当利回り

日本駐車場開発の株価が8連騰。 一時は前日比2.7%高の6150円と2008年1月11日以来、約1年 半ぶりの高値水準を回復した。大都市圏で目抜き案件を相次ぎ新規に 受託、ストックビジネスのため、業績確度も高いとみられている。配 当利回りが3.3%台と高く、決算期末を意識した買いも入った。

いちよし経済研究所の荒関誠人シニアアナリストによると、過去 4カ月間で倍以上に値上がりした同社株は、「ストックビジネスで安 定感があることが評価されている。株価収益率(PER)で同社株を 見ているのではなく、配当利回りで見ている」という。

会社側の今期(2009年7月期)年間配当予想は200円。この日 終値の6110円で配当利回りを算出すると年3.27%となる。

今期の連結純利益は、前期比46%増の7億1200万円の見通し。 08年11月スタートの東戸塚駅東口のオーロラパーキング(神奈川 県横浜市)、東京駅周辺で09年3月の「シャングリ・ラ東京」バレ ーパーキング、同6月の「大手町カンファレンスセンター」(日経ビ ル、JAビル、経団連会館)の一体駐車場など、大型案件も軌道に乗 り、スキー場事業の黒字化も寄与する見込みだ。

日駐車場開・広報担当の橋本奈津子氏は、配当利回りのほかに、 カーシェア事業が期待されているようだ、と指摘、08年9月から始 めた「エコロカ(カーシェアリング)」事業は現在全国18拠点21 カ点で展開、「駐車場の利用客からひとつひとつシミュレーションを 立て、配車しているため、稼働率が想定を大きく下振れているような 所はない」という。

ブルームバーグ・データによると、カーシェアリングに前向きな 企業群の3日終値時点における配当利回りは、時間貸駐車場大手のパ ーク24(時価総額1225億円)が3.6%、オリックス(同5400億 円)が1.2%、西尾レントオール(同220億円)が2.4%。

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