不二越株が午後下げ拡大、今11月期は一転最終赤字に-操業度低下

産業用機械メーカーの不二越の株 価が午後2時10分以降に下げ幅を拡大。自動車や建設機械業界の生 産調整が長引いて同社の操業度も低下、上半期(2008年12月-09 年5月期)は48億円の最終赤字となった。下半期も厳しい業況が続 くとみて、通期業績予想を大幅に下方修正したため、売りが膨らんだ。

午後2時10分の上期決算発表を受けて、一時前日比5%安の 189円まで下げ幅を拡大。発表後の30分間で106万株の売買が約定、 きょうの累積出来高(166万株)の64%を占めた。

不二越が新たに示した通期(09年11月期)業績予想によると、 連結最終損益は77億円の赤字に陥る見通し。前期実績は83億円の 黒字、前回予想は5億円の黒字だった。主力の軸受けや油圧機器など が国内外で減少、厳しい状況が続くと見込んだ。一部で生産回復の動 きが見られるが、建機や産業機械分野は低水準の底ばい状態という。

上期決算は、連結売上高が前年同期比47%減の554億円、営業 損益が18億円の赤字(前年同期は96億円の黒字)。人件費をはじ め諸経費の削減により販売管理費を同28%減の98億円に抑えたが、 売り上げの減少スピードが速く、販管費率は17.7%と前年同期の

13.0%から大きく悪化した。

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