来週のNY原油:49%が下落予想、燃料在庫増との見方-BN調査

来週のニューヨーク原油先物相場は、 下落すると予想されている。リセッション(景気後退)で米国の燃料 需要が圧迫され、在庫が増加するとの懸念が広がっている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者37人中18人(49%)が、来週の原油相場が下落すると予 想。ほぼ変わらずと回答したのは9人(24%)。上昇見通しを示したの は10人(27%)だった。先週の調査では55%が下落を予想していた。

米エネルギー省が1日発表した先週のガソリン在庫は233万バレ ル増えて2億1120万バレルとなった。ヒーティングオイル(暖房油) とディーゼル油を含む留出油在庫は290万バレル増加の1億5500万バ レルとなり、1987年以来の高水準だった。

コンサルタント会社リポウ・オイル・アソシエーツ(ヒュースト ン)のアンディ・リポウ社長は「製油所は健全な稼働率を維持し、石 油製品在庫は増加している。市場の関心は間もなく留出油在庫に移っ てこよう」と述べた。

米エネルギー省によると、6月26日までの4週間の燃料需要は日 量平均で前年同期比5.8%減。同時期の留出油需要は9.4%減の340万 バレルだった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場8月限は、 今週に入って2.43ドル(9.4%)下落し、2日の終値は1バレル=66.73 ドル。原油価格は年初来では50%上昇している。

2004年4月の調査開始以降、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は47%となっている。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE