インドネシアは選挙前に高リスクのソブリン債上位10位卒業-CMA

インドネシアは経済見通しの好転で、 もはやソブリン債発行で世界で最もリスクの高い国上位10位には入ら ないとの見方が示された。クレジット・デフォルト・スワップ(CD S)価格を提供するクレジット・マーケット・アナリシス(CMA)が 発表した。

CMAのリポートによると、インドネシアのソブリン債のCDSは 4-6月期に267.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 し、アルゼンチンやウクライナ、アイスランドのソブリン債よりも安全 なことが示された。2日の終値は307.5bpだった。

同リポートはこれら3カ国に加え、リトアニアとルーマニア、ブル ガリア、ラトビア、ベネズエラ、カザフスタン、アラブ首長国連邦(U AE)のドバイを、CDSでカバーしているソブリン債発行63カ国の うち最もデフォルト(債務不履行)リスクが高いグループと位置付けて いる。

INGグループのアジア調査責任者、ティム・コンドン氏(シンガ ポール在勤)は電話インタビューで「同国の成長は上振れ方向で驚きを 与えたし、来週の大統領選挙で現職候補が完全勝利を収めるとの大きな 期待がある」と指摘した。

インドネシアのユドヨノ大統領は8日の投票で再選されれば、 2014年までに道路や発電所、港湾への投資額を128%増の1430兆ル ピア(約13兆4000億円)にするほか、経済成長を妨げている規則を 緩和する計画を示している。ブルームバーグの調査によると、エコノミ ストは09年の同国成長率を4.2%、10年は5.1%と予想している。

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