離婚や夫との死別、こんな中高年は認知症に注意-リスク高いとの研究

50歳を過ぎてパートナーとの別れに よる精神的な混乱を受けると、アルツハイマー病を発症するリスクが 最も高いとの研究結果が、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル (BMJ、オンライン版)に2日掲載された。

スウェーデンとフィンランドの研究者によるこの調査によると、 中高年で夫を亡くしたり離婚すると、認知症を患うリスクが3倍とな る。また、既婚者もしくは共同生活する人と比較すると、独り暮らし をしている人のリスクは2倍だった。

研究を中心になって進めたクリステル・ホーカンソン氏は「パー トナーを失った個人を支援する方策は、予防医療において有力な戦略 かもしれない」と指摘した。同氏はストックホルムのカロリンスカ研 究所などに所属している。

今回の調査に携わった研究者らによると、認知症の患者数は2005 年の2500万人から40年には8000万人超に増える見込み。水準の高い 教育や運動、精神的なタフさが求められる仕事などが予防効果をもた らしたという。

調査対象はフィンランド東部の2地域に住む65-79歳の1449人 で、結婚歴が認知症発症に影響するかどうかの観察を平均21年間続け た。ホーカンソン氏によると、パートナーを失ったり離婚すると、認 知症やアルツハイマー病にかかるリスクが高まった

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