墜落のエールフランス機:分解せずに海面に突入-乗客は墜落予期せず

6月1日に大西洋上で墜落し たエールフランス447便の事故原因を調べているフランスの調査 当局は2日、同機は空中分解せずに海面に突入したとし、後で発 見されたライフジャケットはどれも膨らんでいなかったことを明ら かにした。この事実は、乗客が墜落を予期していなかったことを示 唆していると指摘した。

調査を担当するアラン・ブイアール氏によると、リオデジャネ イロ発パリ行きの447便(乗客・乗員228人)は、航空管制官が 異常に気づくまでの6時間にわたって消息が不明だった。墜落事故 から1カ月経ったが、事故原因は特定されていない。

ブイアール氏は2日、パリ郊外での記者会見で仏調査当局の暫 定調査報告書を公表し、「われわれは原因究明に程遠い」と述べた。

同氏によると、今回の事故ではブラジルから、航路に当たるセ ネガルのダカールへの管制引き継ぎがうまくいかなかったことが新 たに判明した。ブラジルから欧州に向かう便は、セネガルの航空管 制域を通過した後に欧州の管制域に入る。

会見で同氏は「最後の連絡を受けてから警告を出すまでに、こ れほど多くの時間がかかった理由について調べている」と説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE