商船三井株が続落、運賃低迷を警戒-高水準の信用買い残も(訂正)

商船三井の株価が続落。一時は前日 比4.8%安の582円となった。運賃市況の低迷や景気悪化の長期化懸念 が懸念されるなか、同社株については信用取引の取り組み悪化も株価下 落要因との指摘が出ている。

髙木証券投資調査部の勇崎聡次長は、ばら積み船の国際運賃市況で あるバルチック・ドライ・インデックスと海運株との連動性が高いとし た上で、今後の下落を予想した動きと指摘。また前日の米雇用統計の悪 化で景気後退が長引くとの懸念が高まったことや、商船三井株の信用倍 率が悪化していることなども株安要因に挙げた。

日本証券金融ベースの信用残を見ると、売り残(貸株残)は減少傾 向をたどって2日時点で15万2000株になったが、買い残(融資残)は 400万4000株と高水準。貸借倍率は26.3倍に達する。買い残は将来の 売りにつながるため、株式需給の先行きが不安視されている。

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