米連邦保安官:マドフ被告のペントハウスを押収、妻は自宅から退去

米連邦保安官は2日、全米史上最 大の詐欺事件で禁固150年の有罪判決を受けたマドフ被告(71)がマ ンハッタン・アッパーイーストサイドに所有する700万ドル(約6億 7000万円)相当のペントハウスを押収した。

マドフ被告の妻ルース・マドフ氏の弁護士、ピーター・カフキン 氏によると、保安官が到着した際にマドフ被告の妻は自宅から退去し た。「われわれと当局が結んだ事前合意に従って、ルース・マドフ氏 は自主的に退去した」という。なお、同氏の転出先についてはコメン トを控えた。

マンハッタンの連邦地裁のデニー・チン判事は先月26日、当局に マドフ被告のペントハウス押収を許可した。この物件は売却され、被 害を受けた投資家への資金返還に充てられる。破産管財人のアービン グ・ピッカード氏はマドフ被告の元顧客への資金返還のため資産の清 算作業を進めている。1日には別の判事がピッカード氏の要請を受け 入れ、マドフ被告が賃貸契約していたマンハッタン・ミッドタウンの オフィスビルの3フロア分の契約を解除する権利を与えた。

押収されたペントハウスのある建物の前には2日、報道陣ややじ馬 が50人以上押し寄せた。

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