エーザイ株が急反落、アリセプトの小児適応を断念-日興シ証格下げ

エーザイの株価が一時前日比

5.2%安の3290円と急反落。主力のアルツハイマー型認知症治療薬 「アリセプト」の小児向け開発計画について、米食品医薬品局(FD A)から臨床試験の実施要請書を発行しないとの連絡を受けた。半年 間の優先権延長が受けられなくなったことで売りが増加している。

同社は2日午後7時、FDAから同内容などの連絡を受けたと発 表。これにより、米国でのアリセプトの独占販売期間は従来予定どお り2010年11月に切れる見通し。

日興シティグループ証券の山口秀丸アナリストは2日付リポート で、来年11月の特許期限が半年延長されるとの前提で予想していた として、米国アリセプトの11年3月期の売り上げ予想を1200億円 (従来予想2007億円)、12年3月期を600億円(同803億円)へ 引き下げた。

これに伴い、11年3月期の連結営業利益予想を1545億円(同 2300億円)、12年3月期は1205億円(同1394億円)へそれぞれ 下方修正した。投資判断を「1(買い)」から「3(売り)」へと引 き下げるとともに、目標株価も3100円に下げた。

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