パナソニック:白物家電の販売好調、計画上振れも-エコポイント効果

冷蔵庫国内最大手パナソニックの今 年度の白物家電の売上高が計画を上回る可能性がある。政府による省エ ネ家電購入促進策の「エコポイント」制度の効果で、冷蔵庫やエアコン といった白物家電の売り上げが堅調なためだ。

パナソニックの石井純・アプライアンス・ウェルネスマーケティン グ本部長は2日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、今年 度の国内白物家電の売上高が、市場全体で「当初は前年比トントンとみ ていたが、エコポイントが導入され、その分プラスになるだろう」と話 した。同社が計画している今年度の同売上高6400億円の見通しについ ても「通期ではまだ読み切れない」としたうえで、「エコポイントに期 待という感じだ」と語った。

市場全体での商品別では、「冷蔵庫は効果が顕著に出ており、エア コンは暑くなるに従ってさらにプラスになるだろう」と予測した。

石井氏はまた、1997年の消費税率引き上げ前に駆け込み需要が発 生したことに触れ、購入から10年以上が経っていることから、「エコポ イントの追い風で買い替え需要が動く可能性はある」と話した。石井氏 によると、エアコン100万台、冷蔵庫200万台の買い替えが期待できる という。

「エコポイント」制度とは、政府の追加経済対策の一環として、省 エネ家電の購入を促すため、一定の環境性能を持つ冷蔵庫、エアコン、 地上デジタル対応テレビの購入にポイントを付与するもの。対象は5月 15日から来年3月末までの購入分で、商品券やプリペイドカードなど と交換できる。6月24日には交換できる商品と交換に必要なポイント 数を公表した。7月1日からエコポイントの登録や商品交換の受付が事 務局で始まった。

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