米失業率の悪化ペースは鈍化、まだ光は見えず-グラスマン氏

米銀JPモルガン・チェース のシニアエコノミスト、ジム・グラスマン氏は2日、失業率の悪化 ペースは鈍化しているとし、それは6月の米雇用統計に関して「指 摘できる最善のことだ」と述べた。

グラスマン氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、雇 用統計について、「昨冬や今年初めの数カ月ほど悪くない」と語り、 昨年9月の「レーバーデー以降、月間60万人のペースで雇用が失 われていた。それを考慮すると悪くない」と指摘した。

米労働省が同日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門 雇用者数は前月比46万7000人減少し、失業率は9.5%と、約 25年ぶりの高水準となった。雇用者数の減少はエコノミスト予想 を上回った。また別の統計によると、6月20日に終わった1週間 の失業保険継続受給者数は670万2000人と、過去最悪の水準に 接近した。

グラスマン氏は失業率について、「毎月約0.5ポイントのペ ースで悪化していた状況が一服した」とする一方で、「光が再び見 えてきたと言うにはやや時期尚早だ」との見方を示した。

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