カナダ・ドル:対ドルで約2週間ぶり大幅下落-投資家はリスク回避

2日の外国為替市場で、カナダ・ド ルは米ドルに対して下落、ほぼ2週間ぶりの大幅な値下がりとなった。 6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅が市場予想を上回っ たことから同国景気の回復見通しが後退し、投資家のリスク選好が弱 まった。

ナショナル・バンク・オブ・カナダの外国為替担当マネジングデ ィレクター、ジャック・スピッツ氏(トロント在勤)は「米ドルはリ スク回避のトレンドに乗って上昇している」と指摘した上で、「歴史的 にリスク回避取引の恩恵を受ける米ドルと円以外、すべての通貨が下 落している。カナダ・ドルはこの流れにはまっている」と語った。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時49分(日本時間3日午前 5時49分)現在、前日比1.1%安の1米ドル=1.1618カナダ・ドル (1カナダ・ドル=0.8607米ドル)。先月22日以来の大幅な値下が りとなっている。

カナダ国債市場では、10年物国債(表面利率3.75%、2019年 6月償還)の利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下し、3.35%だった。価格は11セント上げて103.36カナダ・ド ル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE