欧州債:ドイツ債上昇、2年債利回り1.22%-欧米の雇用悪化で

欧州債市場はドイツ国債相場が 上昇。ユーロ圏の失業率が10年ぶり高水準に悪化したほか、米国の 雇用者数の減少幅が拡大したことがきっかけ。

独2年債利回りは約3カ月ぶりの大幅低下となった。欧州中央 銀行(ECB)はこの日、政策金利を過去最低の1%に据え置いた。 トリシェ総裁は金融政策発表後の記者会見で、ユーロ圏経済は「引 き続き弱い」との見通しを示した。米労働省が2日に発表した6月 の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比46万7000人減 と、エコノミスト予想を大きく上回った。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マ ローニー氏(ロンドン在勤)は「市場は悪い雇用の数字にかなり注 目していた。驚くほど悪い経済データが国債相場を押し上げた」と 語った。

ロンドン時間午後4時17分現在、2年債利回りは前日比13ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げ1.22%と、3月27 日以降で最大の低下となった。同国債(表面利率1.5%、2011年6 月償還)価格は前日比0.24ポイント上げ100.52。10年債利回り は3.35%と、前日を9bp下回った。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が2日発表した雇 用統計によれば、5月のユーロ圏失業率は9.5%と、前月の9.3%か ら悪化した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE